
当日までに必ずチェックしよう!同窓会参加時のマナーとは?
同窓会の案内状が届いた!どんな友人が来るのか、どんな恩師と再会できるのかワクワクすることでしょう。ここで見せたいのが社会人としてのマナー。久しぶりに会う同級生に、より魅力アップした、常識ある社会人をアピールしてみませんか?今回は案内状の返信から当日のマナーや服装まで、チェックしておきたいマナーについて紹介します。
同窓会の案内状が届いた際のマナー
案内状にまでマナーがあるの?と思われるかもしれませんが、返信マナーというものがあります。
まずは早めに返信することです。返信期限を守るはもちろんですが、時間が経つとつい投函し忘れてしまうこともあります。予定の確認ができ次第、早めに出欠の返事をしましょう。
返信の際は「~宛」の部分を斜線で消して「~様」と書き換えるのが返信のマナーとなっています。書き込むスペースがあれば一言コメントを添えても喜ばれるでしょう。
返信期限を過ぎる、また返信をしないというのはもってのほかです。幹事の確認の手間を増やすだけでなく、印象的にもよくないので気をつけましょう。また、もしどうしても欠席しなければならない場合は、一言お詫びの言葉を添えると好印象です。
同窓会当日のマナー
では、同窓会当日のマナーにはどんなものがあるのでしょうか。ここでは3つのマナーについて対処法を交えながら紹介します。
■ドタキャン、遅刻
最もマナー違反となるのがドタキャンです。ドタキャンはキャンセル料がかかることもあり、当日のキャンセルは幹事の負担にもなり大変な迷惑となります。体調不良などによりどうしてもいけなくなった場合は必ず幹事に連絡をしましょう。お詫びの言葉とともに、キャンセル料の負担についても相談するとよいでしょう。また、連絡なしに遅刻することもよい印象を与えません。電車の遅れ、やむを得ない事情で遅れる場合も必ず事前に連絡をしましょう。
■会話のマナー
同窓会で旧友との会話は昔の懐かしいエピソードから近況まで、尽きることはありません。その楽しい雰囲気を壊すような会話は控えましょう。年齢とともに皆、容姿も変化するでしょう。太った、老けた、髪が薄くなったなどデリカシーのない発言は場をしらけさせてしまうことがあります。
また、同窓会は保険や宗教の勧誘をする場ではありません。純粋に同級生との時間を楽しみに来ている人たちの気分を害すことになります。このような会話の流れになった場合はさりげなく「恩師に挨拶に行こう」「料理を取りに行こう」などと周りに声をかけ、その場を離れたり、話題をさりげなく変えたりするようにするとスマートです。
■お酒のマナー
成人式後の同窓会はとくに、飲めるようになったお酒をたしなむ機会となるでしょう。しかしまだ自分の飲めるペースや量を把握できていない、お酒の初心者でもあります。また、飲み慣れた年代であっても友人に無理に飲ませたり、飲み過ぎて騒いだり、会の進行を妨げるような行為をしたり、酔いつぶれて周りに迷惑をかけたりするといったことがないようにしましょう。
未成年にお酒を勧めることもやめましょう。自分自身が飲み過ぎに気をつけることはもちろん、ハイペースで飲んでいる友人には声かけをしたり、ジュースを勧めたりするなどのフォローができるとよりよいのではないでしょうか。
同窓会に適した服装とは?
同窓会に参加する際、服装に決まりはありませんが、会場に見合った格好を心がけることが大切です。ホテルであればワンピースやスーツなどセミフォーマルからフォーマル、レストランであればカジュアル過ぎないけれど普段着より華やかに。居酒屋であればラフな格好、平服でもよいでしょう。
注意したいのは会場がホテルなのにデニムやTシャツといった、場にふさわしくない格好で参加しないということです。あまりに短いスカート、香水の付け過ぎ、ボサボサの髪の毛、しわしわのシャツ、着古したような服は印象がよくありません。わざわざ新調したり、高価な服を用意したりする必要はありませんが、できるだけ清潔感のある服装を心がけましょう。
同窓会のマナーについてお話ししました。マナーといってもあまり難しいことはありません。こうしなきゃ!と意識過ぎてつまらない時間になってしまうのは残念です。いつもの自分より少し、周りに心づかいができるふるまいができたらよいでしょう。同窓会後にまた会いたい、格好よくなった、魅力的になったと思われるような大人のふるまいを意識しながら、ぜひ同窓会を楽しんできてください。