同窓会の幹事はやりたくない！トラブルを起こさずに断る方法とは？

同窓会の幹事は参加者への連絡、店の予約、会計などやることがたくさんあります。面倒な幹事、できればやりたくないと思う人も多いのではないでしょうか。なかには、そもそも同窓会自体参加したくないという人もいるでしょう。ここでは、そんな方に役立ててほしい上手な幹事の断り方、同窓会への欠席方法をご紹介します。

同窓会の幹事を任される理由

同窓会の幹事は「同窓会はしたいけど、自分が幹事はできない」という同級生から頼まれます。学校の部活でキャプテンをしていた、学級委員だった、生徒会に入っていたなど、学生時代にみんなをまとめるポジションにいた人は「面倒見がいい」「たくさんの人とつながりがある」といった理由で同窓会の幹事を頼まれることが多いです。学生時代から同級生の頼まれごとを聞いていた人に対しては、同級生も「頼みやすい」「頼りやすい」という理由で、同窓会の幹事を依頼される機会が、ほかの人よりも多くなるでしょう。「頼みやすい人」という点では、お願いごとを断れないタイプの人も「この人ならやってくれるだろう」と幹事を依頼されることが多くなります。

また、過去に同窓会で幹事をしたことがある人も「またやってほしい」というリクエストから、再度幹事をするのが恒例になりがちです。最初のうちは大変でも、やりがいもあって楽しく幹事を務めていたとしても、仕事が忙しくなってきたり、子供ができて家庭が慌ただしくなったりと生活も変化して「もう幹事は無理」となる人も多いのではないでしょうか。年を重ねるごとにそれぞれのライフスタイルも変化していき、連絡を取ったり、日程を調整したりするのも難しくなっていきます。また、一生懸命準備したのに不備に対して文句を言われて「もうやりたくない」と思う人もいるでしょう。

角を立てずに幹事を断る方法

幹事を断る方法として最も簡単なのは、同窓会自体に参加しないことですが「同窓会には参加したいけど、幹事は遠慮したい」というケースもあるでしょう。同級生の頼みごとを、どうすれば上手に断ることができるのでしょうか。とくに、断るという行為自体が苦手な人に、まず知っておいてほしいことは、同窓会というものはやりたい人がやればいいイベントで、必ず開催しなければならないものではありません。そのため、断ることに責任を感じる必要がありません。やりたいと言い出した人が幹事をやればいいのです。

同窓会には参加したいと思っていて、幹事はできないけど協力はできるという場合は「店探しは協力するよ」といった返答をすればよいでしょう。もし、あなたが「同窓会には参加したいけれど、幹事はしたくない」という側の人の場合は、根気よく幹事をやってくれる人を探しましょう。気の合う仲間と少人数で集まったときなどに「同窓会やろうか」という流れになれば、その場に誰かしら幹事を担ってくれる人が出てくるのではないでしょうか。

また、断るのが苦手そうな級友に幹事を押し付けるのはやめましょう。これまでに幹事をしたことのある人は、流れで幹事になりがちですが同窓会の話になったら「いいね、日程決まったら教えて」など、先に自分が幹事はしない宣言をしてしまうのもおすすめです。無難な断り方としてはやはり仕事や家庭を理由にすることです。「子供が小さくて手がかかる」「今仕事がバタバタしてて」など、嘘ではない内容を使うといいでしょう。繰り返しますが、同窓会の幹事はできる人がやればいいのです。幹事を引き受ける人がいなければ、同窓会の開催自体ペンディングでいいでしょう。

そもそも同窓会に参加したくないとき

幹事はもちろんのこと、そもそも同窓会自体参加したくないという人もいるでしょう。出欠連絡が任意のメールやハガキ、フォーム形式であれば、欠席で返信するあるいは返信しないだけでいいのですが、直接誘われるとたとえ本当は参加したくなくてもはっきりと返答できないこともあります。

そんなときは「ちょっとその時の状況次第だから今まだ分からない」「行けたら行く」と伝えておいて、あとから「やっぱり無理そう」と連絡するのもおすすめです。「スケジュール確認しておくね」など、その場では態度を保留しておくといいでしょう。

ただ、行くか行かないかはっきりしない状況を長く続けてしまうと、幹事が店の手配に困ることになるので、返事にあまり長く時間をかけるのはやめたほうが好印象です。同窓会に欠席したくらいで悪い印象を持たれることもないので、参加したくないのであれば、サクッと欠席の連絡をしてしまいましょう。今後も同窓会には参加したくないし、誘われたくないのであれば事務的に、今回は参加したくないけれど、次回開催時にも案内は欲しいと思っているのであれば、丁寧に断りましょう。

同窓会の幹事は大変な仕事なうえ、善意のみでできるものではありません。やりたくないと思う人も多いですが、気の合う仲間で一緒に幹事をすれば楽しみながら、幹事をすることもできます。幹事はしたくないけど同窓会はしたいという場合は、幹事代行などのサービスを利用するのもいいでしょう。同窓会を開催する際は、こちらで紹介した内容も参考に上手に幹事を決めるようにしましょう。

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